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3世代目の今

アガサ・クリスティーの「チムニーズ館の秘密」の作中で、バトル警視がイギリスの貴族を評してこんなことを言っています。

「貴族というのは、人に指図したり従われたりするのが当たり前な環境を何世代も繰り返していると、庶民から見るととんでもないことをしでかす者が現れる」

このバトル警視のセリフは他にもユニークなのが多くてお気に入りの本なのですが、それは置いておきます。今回はそのセリフと合わせ、消費社会をキーワードにして日本の社会を見てみます。


消費社会というのは代価(普通はお金)を払って、商品やサービスを購入する社会と定義します。
さて、戦後直後の世代を1世代目とすると、現在は大体3世代目くらいでしょうか。戦後から現代の消費社会が発展し始め、2世代目で本格化し、3世代目でそれが頂点に達した観があります。

バトル警視の貴族観に照らし合わせると、サービスを受けるのが当たり前な世の中を段々重ねるにつれて、サービスにそぐわない(あるいは足らない)代価しか払っていないか、もしくは代価をまったく払っていないのにサービスを受けて当然という人々がとうとう登場しました。
具体的にはモンスター何とかなんてモンスター付きで言われちゃってる人達です。

例えば学校に対して、自分の子供にもっといい教師をつけろなんてクレームが実際あったようですが、フツーに考えるに、大金払って良い家庭教師をつけるか、高い授業料の私立に行くしかないんじゃないでしょうか。公立の学校で真面目に教師の質を上げようとしたら、国家の教育関連の予算を5倍とか10倍くらいにする必要があるでしょう。

これは結局、自我の肥大化的な現代の病であり、消費社会が極限まで進んだ上での必然なのでしょう。






テーマ : 雑記 - ジャンル : ブログ

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