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【映画】追悼ポール・ニューマン:ハスラー

本当はもうちょっと早く書きたかったネタです。

ポール・ニューマンの代表作はスティングかもしれませんが、私が好きなのは断然ハスラーです。ハスラーの意味は勝負師とか賭けをする人のことで、日本ではビリヤードをする人の意味もあります。
白黒時代の最後らへんの作品で、今流のエンターテイメント的な演出がないので、地味だし単調なので見てて飽きるかもしれません。
もっともこれは昔の作品全般に言えることかもしれませんが。

作品中でもっとも好きなシーンが酒場のシーンで、ビリアード含めたスポーツ全般の真髄みたいなものの鋭い会話が良すぎで、何度もそこだけ見返してます。どんなシーンか解説を入れて紹介します。


登場人物
エディ:主人公、ハスラー。ファッツと勝負する為に田舎から出てきた。
ミネソタ・ファッツ:ビリアードの名手。
サラ:ミネソタ・ファッツとの勝負後にエディの恋人になった人。
ゴードン:賭場の元締め。ミネソタ・ファッツのボス。ほとんど悪役。

前半の流れ
エディはファッツとビリアードの勝負を挑む。中盤有利な場面もあったが、40時間の激戦の果てに敗れる。再度勝負する為に金を集めているところにゴードンと偶然会った時のシーン。


ゴードン「先日のゲームでは非凡な腕を見せてもらった。素質がある」
エディ「じゃあなんで負けたんだ」
ゴードン「人格に劣る」


人格は英語ではCharacterと言っています。もちろん日本人の言うキャラではありません。人格とは勝負に対する勝利の意志とでもいいますか。勝てたらいいなとか気分に左右されるのではなく、勝つ為に勝負すると。この辺は私流の解釈です。この辺スポーツ漫画のスラムダンクに通じる所がありますな。

ゴードン「才能なら誰にでもある。私にもある」

このセリフが映画中で一番好きです。よく自分には才能があるんだ、みたいなこと言っている人がいますが、勝利する為にはそれだけでは足らないんだと。

この後ファッツが才能だけでなく、いかに人格が優れているかの話が続きます。そこは省略。

ゴードン「一言いいか」
エディ「いまさらなんだよ」
ゴードン「エディ、お前は負け犬だ」


ただの負け犬ではなくて、英語では「You're a born loser.」と言っており、生まれついての負け犬だと強烈なことを言ってます。普通こんなことを面と向かって言われたら喧嘩になりますな。エディもむっとしたようで、

エディ「どういう意味だ」
ゴードン「あの時あと一息でファッツを奈落のそこにおとせた」
エディ「酒のせいさ」
ゴードン「弁解するつもりなら負けるのはたやすい。それに反して勝つことは非常に重荷だ」
ゴードン「だから人は口実を作って重荷を下ろそうとする。そして悔悟の念にひたるのを楽しむんだ。特に負け犬は」


ここは解説いらんでしょう。非常に身にしみて良く分かります。


とまあこんな感じのやりとりがあります。しかし最後にサラがそれは違うと絶叫します。最後らへんなので詳しくは言いません。
最後のそれがちっとも理解できなかったのですが、ここ最近なんとなく分かるようになってしまった。
一言でいうとサラはこういっているんですな。

「勝つだの負けるだの、そんなのばっかりのバカな男どもめ!」

スポーツではなくて日常での話ですが、勝つとか負けるとかこだわっていると、ちっとも前に進めない気が最近してならないんです。映画で言っているニュアンスと多分違う気がするんですが、まあ気にしません。




テーマ : 洋画 - ジャンル : 映画

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