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【本】新しい太陽の書:ジーン・ウルフ 再々読

大昔のエントリーで5巻目の「新しい太陽のウールス」を買うって書いてた。
実はとっくに読んだけど、蛇足感が充満してる本でブログに何も書けなかった。言葉のキレも前4冊にくらべると衰えてるし。

ここ最近、1冊目から再読を始めた(3回目)。いやー、やっぱりジーン・ウルフはいいねぇ。言葉がビシビシとキレまくる。

んで、今回はそのキレまくる文章をちょっとピックアップしてズラズラと書き連ねていきます。


悲しみの言語を使うことによって、わたしは当分の間、みずからの悲しみを忘れ去った - 言葉の魔力は非常に強いので、われわれを狂わせ、破滅させかねない激情のすべてを、制御可能なものに弱めてくれるのである。

これは良く、かどうかは知らないけど他でも聞きますね。モニャモニャした感情なり思いを言葉に定義して形にすると。そうするとそれが見えるようになるし、自分から分離、客観視できるようになると。
ようは、悲しい時に誰かに話すのは楽になるってこと!


暗闇の中で見えるものには、なんの意味もないんですって

もし闇の中で何かが見えたとしたら、それは自分の想像力が生み出したものでしかない。


勇気があるといわれる者と、きわめつきの臆病といわれる者との間には、後者は危険の前に恐れ、前者は危険の後で恐れる、という以外の相違はないと信じる。

非常にユニークな論だよ。なんで危険な最中に恐れないかといえば、その危険に集中しすぎているから恐れてる暇は無いとさ。


真偽二価の体系はすべて誤りである。

これも好きなセリフの一つ。善悪二原論は分かりやすいけど、真実ではないね。
けど、このセリフに照らし合わせると、0と1しかないコンピュータは誤りになるなあ。

気取っていえば、だからコンピュータは人間にかなわないんだろうさ。




テーマ : 読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

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