スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ネット上でスキルを発揮する場についてあれこれ

以下のプロジェクトマネジメントについてのコラムを読んで、昔やったイベントと旧ブログで書いたエントリーを思い出しました。

PRJマネジメントのコラム
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071219/289812/?ST=biz_shinzui&P=8
旧ブログ最終話
http://littlegray.lotroblog.jp/article/17434.html

上記エントリーはゲームを対象とした話なので、その方面に疎い方はごめんなさい。
過去に私が「The Lord of the Rings Online」(以下LOTRO)で行ったイベントの経験をもとに最終話を書いたわけですが、当時書いた結論に対して違うアプローチで今回は書いてみます。

現在ニコニコ動画で作品をUPする人は、主に音楽や絵や動画のスキルを持っているプロ、セミプロ、アマの方です。
世の中にスキルはそれだけしかないかといえばもちろん違います。ネット上で、特にMMOのユーザイベントという場でも何かスキルが発揮できるのじゃないか。企画、広報、PRJマネージャ、司会進行などなど。


さて、一旦話を変えまして、当時私がどう考えながらイベントを企画していたのか書いてみました。MMOなどで、イベントの企画や進行する時の参考にしてください。
ちなみに私は現在プロジェクトマネージャではなくプロジェクトリーダーの見習いをやっております。(PMなんてとんでもない!)

イベントの主旨として、同じ職業の人だけそろえて、ダンジョンをどこまでいけるか競いあう形でした。ドラクエ3で例えると、戦士戦士戦士戦士、僧侶僧侶僧侶僧侶と職が偏ったパーティで、バラモス城をどこまで進められるかを競うようなものです。


ネット上の全てのイベントメーカーに捧ぐ


 イベント開催前

イベントを行うにあたって、まず以下の目標を決めました。
「グダグダな進行にしない。スムーズに進行するイベントにしよう」

<その時のエントリー>
http://littlegray.lotroblog.jp/article/12609.html
*略語についてはこちらの「MMO一般」「LOTRO一般」カテゴリを参照ください
http://littlegray.lotroblog.jp/article/11786.html

その目標を達成する方法として考えたのが、事前に用意できるものは全て用意すること。まさに全て、100%を目指しました。当日の司会・進行役の負担をいかに減らすかがキーポイントだと、その当時漠然と思っておりました。

そもそも過去に見てきたイベントから考えるに、進行がグダグダになるのは、

(1)準備が足らない
(2)不確定要素がある、想定外の状況が発生した

の2点に尽きます。

(1)の準備が足らないのは単にもっと準備をすれば良いだけです。(2)の不確定要素、想定外の状況はどうしようもないように見受けれます。

しかし、これは

(1)不確定要素はどう転んでも良いように多方面に準備する
(2)事前準備を万端にしていれば当日想定外のケースが発生したとしても、多少は心に余裕を持って対応できるはず。逆にいうと準備ができてない状態でテンパってる時に、さらに想定外の問題が発生したら、ろくに対処できない。

といった点である程度はカバーできます。


さて、次に具体的な手法に移ります。まず、イベントを行うにあたっての大枠確定、定義決めです。何が目的なのか。ルールはどういったものか、などなど。
今回は既に目的は決まっておりましたのでルールをさらに詰めていきました。

ルール決定に心がけたのが、複雑なルールにしないで簡単なルールにしようということです。今回不特定多数の人が参加するので、あんまり複雑なルールはちゃんと覚えてくれないだろうと想定しておりました。なので、五箇条の御誓文よろしくルールを5個に絞っております。

また、優勝者に賞品を出すかどうかも悩みました。順位をつけてさらに賞品を出すということは、ある程度公正さを要求されます。公正さを得る為には厳密なルールと監視体制が必要です。ただ、そんなことをする運営体制を作る時間はなく、人的リソースもありませんでした。なので、賞品を出すのはやめて、ただ単に楽しむということを主眼としております。順位は結果をつけるためのオマケ的な位置づけです。
そして決定したルールをブログに全部書きました。ルールを事前に把握してもらうことで当日ダラダラとルールを説明する手間を省くのが目的です。

<ルールを書いたエントリー>
http://littlegray.lotroblog.jp/article/14473.html

次に当日のイベント進行の詳細を詰めていきました。
スタートからエンドまでイベント進行の各フェイズをどう進んでいくか頭の中で逐一シミュレートしました。何が必要で、どういった役割の人が必要で、進行上問題となる要素はないかを各フェイズごとに考えました。
当日の役割たる司会兼進行は私が一人でやり、後は集合用に一人ヘルプを頼みました。

不確定要素として存在したのが、ゲームバランスと当日パーティを結成できるかの2点でした。

バランスがすこぶる悪くて、入り口で全員全滅となるとイベントになりません。これは事前に1回テストしてバランス調整を行いました。普通の開発プロジェクトならば、さらに複数回、もっと厳密にテストしますが、あんまりガチガチに固めると当日かえって面白くないと考え、わざと不確定要素を残しました。もっとも、数回テストをやるパワーもやる気もありませんでしたが。

<事前テストのエントリー>
http://littlegray.lotroblog.jp/article/14196.html

パーティをスムーズに結成できるかどうかについては最後までネックとなりました。ただ人が集まれば良いという性質のイベントではなく、例えていうと赤い服を着た人が6人そろわないと開始できない為です。
イベント開催の周知のスタンスとして、ブログを読んで来てくれる人と知り合いだけでいいやと思っておりました。
見ず知らずの人の首根っこを捕まえるようなのも嫌だし、あんまり人が多いと当日収集つかなくなるしなぁと。
こんな感じで結構投げやりでした。

当日これが問題となることに・・・


と、ここまでが準備段階です。ここまでやるのは正直非常に疲れました。イベントのトータルで見ると、準備に8割の労力を費やしております。その割合の感想は、イベントが終わった後もその思いに変わりません。

あと、まだ準備が足らない箇所がまだあるという予想はなんとなくありました。冒頭に書いたようになぜ100%にしなかったのかといえば、何度も書きますが疲れたからです。
この辺は余暇にさける時間とパワーの問題と、他の人も交えて役割分担をして負担を下げて、さらに問題点について色々揉められればさらに精度があがったはずです。

参加者にとっては当日がイベントの開始でしょうけど、開催者側としてはイベントの大半が既に終わってるような感じでした。

<その時のエントリー>
http://littlegray.lotroblog.jp/article/14682.html

 そして当日

ここまで準備したのですが、当日利用できたのは100用意した内の50程度でした。例えば、当日何を話すか書いてたのですが、ろくに使いませんでした。
中にはブログを読んでない人もちらほら。これにはガクッと来てしまいました。かなり気合入れて書いたのに。

利用率が低かったのは私のスキル不足で精度が足らなかったのもありますが、色々想定して準備するので、全部使うというのはまあ普通は無いかと思われます。


そして不確定要素が悪い方向に発現しました。それは上で書いたパーティが結成できるかの問題です。
結局蓋を開けてみると、想定スケジュールの時間内に人が揃いませんでした。人集めはスケジュールの最初の段階で、ここでコケたことによって、だんだん進行がスケジュール通りに進まなくなっていきました。
対応として参加者の方にあちこち宣伝してもらい、人を集めてもらいました。最終的にイベント終了が予定2時間オーバーとなってしまいました。

また、次へ進む為の鍵を持っている人が脱落する想定外のケースが発生しました(脱落者は復帰できないルール)。これはまさに想定外で、どうするか一瞬悩みました。
対応として、復帰はするけど後ろを背後霊のようについてくだけということにしました。
この辺もやっぱり余裕があったから早く判断できたようなモンです。

起動にのったあとはボケッとしているだけでした。暇なことは良い事です。イベント開催側としては。

最終的には大きな破綻はなく、ちゃんと結果がでて、面白かったという声をいくつか頂けました。
そして最初に考えた準備が大事というのもやっぱり正解でした。

<結果のエントリー>
http://littlegray.lotroblog.jp/article/14853.html

課題としてはパーティ結成について。ちゃんと宣伝しておくべきでした。

予算はないし納期もないし、見習いにはこれくらいが丁度良かったかもしれません。実際やってみて色々勉強になりました。
もっと大規模で、イベント運営も一人でできないようなケースは、イベント運営の次なるステージでしょう。

 ユーザイベントあれこれ

と、こんな感じでイベントを行いました。当時はプロジェクト管理の知識の活用なんて全然考えておらず、無意識にやり方がでたようです。
イベント運営する人がもっといて、さらに経験とスキルがあれば、もっと大規模なイベントもこなせるはずです。

企画の人、広報の人、プロジェクトマネージャの人、司会進行の人。プロの人はもちろん、体系的な知識は無くても今まで数多くイベントをこなしてきた経験者(むしろこっちの方が重要か)を上手くそろえられれば、公式運営顔負けのイベントが余裕でできるはず。

また、仕事みたいに成果を担保しないでいいので、気楽にやれるのも大きいです。仕事上は普通、成果をガチガチに求められますので、ホッと気を抜いてやれるのではないでしょうか。私のように新たな発見もあるかもしれません。
ただ、あんまりいい加減にやってるとネット上で評判を落としますけど。

ただし、小規模なイベントならともかく、大規模なものを定期的に行うのは疲れますし、時間もそんなにさけないのが現実です。なので、イベント企画側が1から立ち上げるのでなく、やっぱりバックアップ体制が必要です。

そしてなんといっても、人に楽しみを提供できるというのは自分にとっても嬉しいものです。MMOに限らず、ネット上でこういった経験やスキルを発現できる場があると面白くなりそうな気がするんですよ。

最後のパラグラフはただの妄想です。


↓ボチっと押してください
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。