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【本】ウェブはバカと暇人のもの:中川淳一郎

評判の本で、興味があったので読んでみました。結論からいうと面白かったです。内容は難しくないので、3,4時間あれば読めます。


きっかけは梅田望夫氏へのインタビュー記事。ネットに関する深い考察がすばらしい。あと、同時期に読んだひろゆき&夏野コンビの講演会の記事を対比させて読むと面白いかも。

著者の主張を要約すると「ネットに過剰な期待、幻想を持つのはもう止めよう」ってこと。
中でも文中のインターネットの変遷が面白かったのでピックアップ。

(1)インターネット創生期に寄与した人達は、常人以上の頭脳を駆使し「頭の良い人」にとって最大の利益をもたらす使い方をネットに想定していた。

(2)インターネットが成熟し一般化した時、「才能を世から知られていない人々を知らしめる」ことをネットに求められた。これはある程度は成功した。

(3)時代が進み、インターネットはさらに一般化した。そうなると「普通の人」「バカ」向けの使われ方がより幅を利かせてきて、いまやネットはただの「暇つぶし」のツールと成り果てた。


はあ、これって聖なるものは必ず俗に堕ちる、歴史上のいつものパターンだったのですね。ネットもそのパターンからは逃れられなかったと。これまでの2000年間もそうだったし、これからの2000年間もそのパターンは続くのか、としみじみ思ってしまった。
聖と俗って書くと大げさすぎるから言い換えてみると、最初の崇高な意思が時間とともに薄れていくってことかな。例としてはいまや歌謡曲になりさがってしまったロックとか。

勝手なこと書くと、梅田氏は聖が好きで、ひろゆき&夏野コンビは俗が好きなのかと。これはもうポリシーとか好き嫌いの問題ですね。まさに寺と俗世みたいに住み分けるしかないんじゃないでしょうか。ボクもどっちかっていうと聖が好きなんですけどね。まあ、聖になりきれない俗人でしかないんですけど。


本文で、ここはそうかあ?と疑問に思ったところもあったけど、面倒だから一々書きません。本文の主旨とは関係ない所だったし。

まあ、わかりやすくする為に、極論調で書いてあるけど新書だし目立ったもの勝ちだからこんなものでしょ。2分法で言わなければ、「ウェブは天才と普通の人とバカのもの」ってとこですか。

総括として、まさに世に出るべくして出た本だなと思いました。ネットをいつも使ってる人なら違和感ない内容だと思いますよ。




テーマ : 最近読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

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